【雲駅】《後編》

あっちのブログに「くたくたのくた」と書いておきながらこっちを更新です、あはは☆もっとも今日は向こうも更新してしまいましたが、あはははは・・・ですね☆


  




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▲ 工事中の雲駅。【18・08・28】


実は雲駅は当初は現在の位置・・・移転後の位置で開業させる予定でした。結果的に開業した位置が変わったのは一括の全通を諦めて、それでも延長を1mでも長くとゆう思いからでした。ですから開業した駅は降りても行くところも無いようなネコの額ほどの場所にあったのはそんな理由です。ただ柚ノ木谷方面への工事を行うことになりまして、その作業の邪魔にもなることから元の位置・・・当初の位置へ移転したとゆうわけです。


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▲ 農作業のことを考えると雨の日の作業も・・・当初はしていた。【18・08・28】


この画像の時点で駅のホームを作り始めているのはこの雲駅と終点の柚ノ木谷駅だけでした。平谷中野駅については・・・どう考えていたのか覚えていませんが、もしかしたら当初から軌道運搬車をホームにするつもりだったのかも知れません。柚ノ木谷駅はともかくとして・・・実は雲駅に関しては駅のホーム作りを大幅に急いでいました、もちろん線路も含んでですが。


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▲ すぐ横はソバ畑。【18・08・28】


この雲駅の場所の横に私のソバ畑があります。ソバは製麺して製品にして販売するつもりでした。その製品名を「駅のすぐそば(蕎麦)」にするか「線路のすぐそば(蕎麦)」にしようか?とゆう思い付きがありまして、とりあえずこの雲駅の付近だけとにかく線路の敷設と駅の建設を急いでいたとゆうわけです。


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▲ なんとなく形になった駅と線路。【18・09・02】


その突貫工事によって雲駅ホームが完成し線路を敷設しました・・・と言いましてもこの時点で駅名表はありませんでしたし、レールも枕木の上に6kg/mレールをただ置いただけの状態でした。ただ早く撮影をしないとソバは強風で倒されますから・・・まさか製品のラベルにくっちゃくちゃになったソバ畑の画像は貼れませんから・・・そんなこともあって急いでいたのですが、結果的にはこの9月2日に画像を撮った直後の台風で・・・くっちゃくちゃになってしまいました。


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▲ 現在地とほぼ変わりは無いが形態が多少違う。【18・09・02】


駅のホームに駅名表を立てる前に画像を撮れなくなってしまいましたから「駅のすぐ蕎麦(製品名)」を諦めて「線路のすぐ蕎麦」とゆう名で販売することになりました。名前のおかげはどうだったか知りませんが、お陰様で即日で完売しました。それ以降は「せんろのすぐそば」と平仮名表記に変えて販売しています。今年は小麦が不作だったため、製品化は少し難しいかも知れません。また来年をお楽しみにしていただければ幸いです。


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▲ 「線路のすぐ蕎麦(製品名)」に使った画像。よくよく見るとレールは置いてあるだけだし、熊簡桜台方面はバラストも敷かれていない。おまけにソバ畑のソバは花が咲く直前だったりして☆【18・09・02】


そんなわけでここのレール2本分(5.5m×2=11m)の道床は他の区間と少しだけ違う状態で現在に至ります。まず他の場所と違いますのは・・・真面目にきっちりと工事をしました(?)ので未だに草が生えにくくなっています。これは現地を見ていただくのが一番いいのですが、はっきりと前後の区間と比べると草の生え方が違うのにお気づきになるかと思います。バラストも適した大きさがわかりませんでしたから25mmの丸石を使いました・・・丸石を使ってしまったので結果的にバラストが流れやすく(突き固められず)なりましたが、知識も経験も無ければ最初はこんなものです。そして枕木・・・これも「防腐」とゆう意味で「コールタール」をねっとり塗りまして並べました。ただこれではやけに枕木が真っ黒になってしまいまして、他の区間では「クレオソート」を塗ってこげ茶色に仕上げています、やはり見た目も重要なのです。


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▲ 置いただけ・・・でも軌間は610mmに合わせていた。【18・09・02】


ですからもしも現地を見る機会がありましたらこの雲駅の前の道床と他の区間を見比べてみてください(ただレール自体は実際の敷設の際に9kg/mレールに改めています)。レールの敷設開始は現在の平谷中野駅からですが、道床の最初の完成は実はこの雲駅からだったのです。また熊簡桜台方面から雲駅に到着する寸前で不自然な急カーブがありますが(気が付く人は少ないです)、この急カーブは最初に雲駅前の道床を作ってしまったため、熊簡桜台方面から工事を進めた時に無理矢理、繋げた・・・その結果に出来上がった急カーブなのです。もしも順序通りに作っていましたらもっと緩やかなカーブになっていたかも知れません。


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▲ その後の状況。畑はソバのあとに蒔いた小麦。【18・12・17】


そんな途中のことを楽しみ乍ら工事を進めています・・・ですからいつまで経っても進まないとゆうこともあるのですが☆そんなわけで雲駅の紹介でした。


次回は【蟾島口乗降場】 続いて【柚ノ木谷駅】 【車輌編・1】【車輌編・2】【車輌編・3】などと続く予定です。お楽しみに☆・・・ただ農繁期で多忙なため、時々の更新になるかと思います。







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