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くまかん・阿下喜出張
更新できるときにまとめて更新です。早くしないと私の記憶も曖昧になってゆきますので。
▲ 鍋の蓋にへたくそにペンキでお絵描き・・・明日から鍋の蓋が無くなってしまう(?)が、まぁいいか。【22・04・12】
特に「世界征服」とか各所への出張を目指しているわけではありませんが、ちょっとした機会に恵まれまして15インチ車輌の「いちごちゃん」を連れて【軽便鉄道博物館http://asita.web.infoseek.co.jp/】へ遊びに行ってきました。今回は主に画像を中心に更新します。
▲ 阿下喜へ向かう途中で寄り道した京都府内でレールに代用できそうなモノを発見(?)。【以下、途中まで22・04・17】
▲ 代用レールと拾ってきた枝で即席の軌道が完成した。
▲ わーい☆楽しいね。
▲ 脱線しないとゆう前提であれば、子供の同乗にはこの体制が一番安全。手足を動かせないからだ。
▲ 安易な発想で安易な資材を使い安易に軌道延長を試みたが・・・安易過ぎてこれは失敗した。ただそれを横で見ていた人はそれがとても楽しそうだったから・・・それはそれでよかったのだ。
▲ 夕方にお兄ちゃんたちが帰ってくると・・・方法を教えたわけでもないのに勝手に延伸工事(?)が始まった。「もっと遠くへ」そうゆう気持ちが湧いてくることは私はよく理解できる。
▲ 結局トロッコ遊びは深夜(?)まで続いた。
▲ そんな楽しい寄り道を堪能してから阿下喜に着いた。【以下22・04・18】
▲ いちごちゃんに乗ってくれた子供たち・・・楽しかったね~☆ って、自分が楽しみ過ぎて画像を撮り忘れている自分がいたりして。
▲ わあああああああ☆
▲ テーブルにもなる優れものの「いちごちゃん」?
▲ これからガントレット区間に入ろうとする「いちごちゃん」と北勢線の電車。自分が主催者なら少しでも多く画像を残そうとゆう思いがあるが、こうして参加する立場になるとそんなことはどうでもよくなってきて、短い時間を存分に楽しもうと思ってしまう・・・いやそれでいいんだと思っている。今後も機会があれば各地の15インチ軌道を訪ねたい思いもある。
▲ そんなわけで帰路につく。あ~楽しかった☆
時間が経ち過ぎると・・・こんな内容になってしまいます。遅筆を改めなくてはなりませんね☆
以下、順不同の場合や記事を分割する場合もあるかも知れませんが・・・ボチボチの更新になります。
・【熊野簡易軌道・紀州鉱山乗り入れ】
・【柚ノ木谷橋梁とガントレット】
・【柚ノ木谷新線・雪泊(ゆきどまり)駅・桜菜坂(さくらなざか)駅・霧里(きりさと)駅・蟾島口(びきしまぐち)駅・柚木谷炭砿(ゆうのきだにたんこう)駅・新柚ノ木谷(しんゆのきだに)駅・上流(じょうりゅう)駅・上柚ノ木谷(かみゆのきだに)駅・十枚田(じゅうまいだ)駅・奥柚ノ木谷(おくゆのきだに)駅】
☆ お楽しみに~
【柚ノ木谷連絡線・蟾島口乗降場と柚ノ木谷駅】
ずいぶんと長い間、ご無沙汰してしまいました。やっとまとまった雨が降って・・・そうしますと私の仕事が出来ませんので、他の仕事が無ければ(雨が降っても仕事の依頼があれば休めませんので)やっとこっちのブログの更新が出来るとゆうわけです。今後もボチボチの更新となりますが、私としてはほぼ予定通り(?)の更新頻度ですので慌てず急かさずに、のんびりのほほーんと更新をお待ちください☆
▲ 平成22年3月20日午後のみの、柚ノ木谷連絡線・柚ノ木谷橋梁。【画像は全て22・03・20】
前回に殆ど書きましたから、特に改めて書くことはありませんが、平成22年3月20日の1日限りで営業した15インチ軌道の柚ノ木谷連絡線と蟾島口(びきしまぐち)乗降場、柚ノ木谷駅について書き残そうと思います。元々、24インチ軌道の熊野簡易軌道・柚ノ木谷線が中野(平谷中野)から柚ノ木谷を目指して建設を進めましたが雲(ん)駅と蟾島口乗降場との間で石垣が崩壊しており、自己流に石垣を復旧したものの・・・動力車の進入に不安がありました。それでもこの区間を越えなければ当軌道の価値が小さくなりますから、手押しトロッコのみ進入可能として、蟾島口まで開業させました。
▲ 柚ノ木谷連絡線の全線。矢印はそれぞれ霧里駅、蟾島口乗降場、柚ノ木谷駅の位置を指す。
春の田植えの時期に苗運びに活躍し、それまで手に持ち何往復もしなければならない作業がこの軌道の開通によって、相当に軽減されました。ただしかし乍ら、石垣の崩壊があって本来の活躍が出来ない状態でした。このまま騙し騙し走らせても、いつか本当に大崩落してしまう可能性もありましたし、本当の意味での実用軌道を目指すのなら、きちんとした設備をもって難所を克服しなければ・・・結果、短命に終わってしまうかも知れない、そんな危惧さえ持っていました。幸いなことに石垣職人の方のご協力・ご支援があって石垣の問題を克服しました。これによって当初の目的地・柚ノ木谷への延伸(蟾島口への復旧を含めて)が現実的となりました。
▲ 沿線一の(唯一の?)見所?
しかし、軌道の大きさが大きさだけに難所が克服出来たところで工事がスムーズに展開するわけもなく、ただそれでも何かをきっかけにして柚ノ木谷へ一刻も早く列車を走らせたいとゆう気持ちもまた大きくなってゆきました。そのきっかけを作ってくだすったのが【庭箱鉄道・じめたもみ先生http://9326.teacup.com/jimeta/bbs】であり、24インチ軌道よりも敷設しやすい15インチ軌道との出会いでした。そうゆうわけで【庭箱鉄道さん】のご協力で、僅か1日(半日)限りではありましたが、夢にまで見た柚ノ木谷までの線路が現実のものとなりました。
▲ 柚ノ木谷連絡線を行く超満員の列車。
但し、あくまでも1日限定の暫定的な軌道として位置づけて・・・あえて(路線名称を変えて)「柚ノ木谷連絡線」として、既存の24インチ・柚ノ木谷線や将来的に敷設予定の15インチ・(仮称)柚ノ木谷新線とは別の扱いにしました。僅か半日の営業(?)ですが、熊野簡易軌道の歴史にはしっかりと刻まれることになります。24インチ軌道の柚ノ木谷線のプレオープン(?)路線として、無くてはならなかった路線でした。逆に15インチ軌道との出会いが無ければ・・・未だに柚ノ木谷へは軌道が延びていなかったでしょうし、それによって進捗状況もマイペース以下(?)となって・・・実現するのかしないのか?そんな状態にもなっていたかも知れません。24インチ軌道を敷設するのに15インチ軌道の風に背中を押された・・・とゆう気持ちです。その押してくれた「風」へのお礼(?)は柚ノ木谷新線へと繋がってゆくのですが、それはまた別の機会にすることになります。
▲ 蟾島口乗降場を通過する列車(?)。
蟾島口(びきしまぐち)乗降場
・開業 2008(平成20)年5月27日(柚ノ木谷線)
・営業休止 2008(平成20)年11月17日
・営業再開 2010(平成22)年3月20日(柚ノ木谷連絡線)
・営業休止 2010(平成22)年3月21日(営業は前日限り)
・駅中心キロ程 0k134m850
柚ノ木谷連絡線の運行に伴い、1日限りで営業(?)を再開しましたが、特に定期列車があったわけでもなくダイヤグラムも存在していませんから・・・果たして当日に列車が停車したかどうかは不明です。将来的な話として、24インチ・柚ノ木谷線と15インチ・柚ノ木谷新線の開業の際には「駅」に格上げして、両線の接続駅に発展する予定です。またその際は若干の位置が変更される予定です。
▲ 柚ノ木谷駅に停車中の庭箱鉄道「9633」
柚ノ木谷(ゆのきだに)駅
・開業 2010(平成22)年3月20日(柚ノ木谷連絡線)
・廃止 2010(平成22)年3月21日(営業は前日限り)
・駅中心キロ程 0k148m000
熊野簡易軌道が目指す最終目的地(?)がこの柚ノ木谷駅ですが、平成17年の秋に着工以来4年以上かかってもなかなか開通しないので、とりあえず15インチ軌道での開通です。とりあえず・・・ですから1日だけの営業でした。駅も線路も一旦は廃止して、将来的には改めて線路を敷設して改めて「柚ノ木谷駅」を開業させます・・・このあたりは休止中の蟾島口乗降場と事情が異なります。24インチ軌道での開通の際には場所が大きく(?)変更されてキロ程も変更される予定です。移転した「雲駅」や休止・再開を繰り返す「蟾島口乗降場」とは違い、一旦廃止して改めて新駅を作るとゆう扱いにします。ですから路線図を書いた場合は蟾島口とこの柚ノ木谷駅の間は別線となるわけです。小さな軌道だからこそ(?)沿革は複雑怪奇(?)な歴史を作ってゆきたいと思っています☆
▲ 3ヶ月も経ってから書くと思い出し乍らになるので・・・自分で困っています、あは☆
以下、順不同の場合や記事を分割する場合もあるかも知れませんが・・・ボチボチの更新になります。
・【熊野簡易軌道・阿下喜出張】
・【熊野簡易軌道・紀州鉱山乗り入れ】
・【柚ノ木谷橋梁とガントレット】
・【柚ノ木谷新線・雪泊(ゆきどまり)駅・桜菜坂(さくらなざか)駅・霧里(きりさと)駅・蟾島口(びきしまぐち)駅・柚木谷炭砿(ゆうのきだにたんこう)駅・新柚ノ木谷(しんゆのきだに)駅・上流(じょうりゅう)駅・上柚ノ木谷(かみゆのきだに)駅・十枚田(じゅうまいだ)駅・奥柚ノ木谷(おくゆのきだに)駅】
柚ノ木谷連絡線
イベント用に1日限りで運行した、熊野簡易軌道・柚ノ木谷連絡線です。軌間は柚ノ木谷線の24インチ(610mm)ではなく15インチ(381mm)を使いました。今回は1日限りの運行となりましたが、将来は柚ノ木谷線と並行する形で、その補完的な役目の柚ノ木谷新線を、やはり15インチ軌間で敷設する計画を立てていますので、今回の柚ノ木谷連絡線はそのデモンストレーション的な意味合いも持っています。
▲ 昨年、訪問してくれた庭箱鉄道さんの9633。【21・03・14】
そもそもこの柚ノ木谷連絡線を敷設しようと思ったのは昨年「機関車持込」で訪問してくれた「庭箱鉄道・じめたもみ先生」との出会いがきっかけでした。「鉄道風景のある場所・関連する場所など」にご自身が所有される15インチ車輌を持ち込んで走行したり展示したり・・・そんな世界の世界征服を目指しているとのことで、昨年の3月にはるばるお越しくださいました。軌間が同じであれば柚ノ木谷線に乗り入れてもらいたいのですが、こちらの準備不足のこともありまして・・・単なる展示状態になってしまいました。
▲ 仮設で柚ノ木谷橋梁を架ける。【22・03・18】
それでも満足したとゆうことでしたが、私から見れば・・・う~ん?そうかな~?とゆう思いが残りました。やはり鉄道車輌は走ってこそ走らせてこそ・・・そうしたいとゆう思いがやはりあるのではないか?せっかく遠路はるばる来てもらって「展示」だけでは心残りもあるでしょうし満足度も低くなるのではないでしょうか。現在、果たして15インチ軌間の鉄道を楽しむ人口はどのくらいいるでしょうか?特に統計もなければ根拠も無い数字ですが50人未満程度では無いかと思われます。つまりマイナー過ぎる世界であって、世の中の圧倒的大多数の人はその存在さえ知らないとゆうことになります。
▲ ただ置いて並べただけの状態。【22・03・18】
その15インチ軌道(鉄道)を・・・表向きは「世界征服」としていますが地道に布教活動 普及活動(?)をされている「じめたもみ先生」に、熊野簡易軌道として協力以上のこと・・・共犯者に近いことをしてその活動を後押しできないか?と思った時に、未開通区間に15インチ軌道を敷設し実際に運行してもらうことによって微力乍ら私も世界征服に加担したくなったわけです。
▲ レールを敷設する。【22・03・19】
「個人で鉄道を所有することは絶対に不可能」とゆうことを私は過去に様々な多くの人に言われてきました。それでも不可能では無いことを信じてナロー軌道ではあるものの軌間610mmの軌道を実現させました。私が実現もせずに理論だけを伝えて軌道の良さや利点を伝えてゆきたいのではなくて、自らが実践してそれを伝えてゆきたいと思っています。そんな中での「じめた先生」との出会い・・・細かい点を見れば軌間も違いますし目的も違いますし最終的な目的地さえもちょっと違っているかと思いますが「見ている方向」はそれほど違わないような気がします。
▲ 柚ノ木谷連絡線のほぼ全線。【22・03・19】
私が「じめた先生」に提供できることは些細で小さなことですが、「同じ方向を見るもの同士」とゆう解釈でこの柚ノ木谷連絡線を実現させて走行してもらいたいと思いました。それは私が苦労して「じめた先生」に笑ってもらうとゆうことではなくて、私も楽しみ・・・さらにそれに多くの人にも味わって欲しいとの思いでイベントの中の一環として、更に期間限定とすることによって「付加価値」も付けられるような気がしました。「多くの人」とゆう意味では期間限定にしない選択肢を取るべきでしょうが、前述した通り「デモンストレーション的」な意味合いも兼ねていますから「そのときに来た人だけが楽しめる」とゆう楽しみがあってもいいんじゃないか?そんな思いを抱きました。
▲ 不足分は「庭箱鉄道さん」のレールで延長。【22・03・20】
既に柚ノ木谷連絡線は廃止され跡形もありませんが、歴史の中にはしっかりと残されて・・・知っている者、乗ったことのある者、運転したことのある者の中で非常にマイナーではありますが語り継がれてゆくことでしょう☆ この軌道の廃止は不要になって廃止ではなくて次への発展へのための足掛かりになってゆきます。最初の一歩、そして二歩目は三歩目のための準備・・・小さな一歩一歩のために、その足掛かりのためにどうしても必要だった・・・そして歩みだすために大きく役に立った軌道、それがこの柚ノ木谷連絡線と捉えています。そのきっかけを作ってくれたのは紛れも無く【庭箱鉄道さんhttp://9326.teacup.com/jimeta/bbs】であったわけですし、それを後押ししてくれたのはプラ車輪の製品を開発し実物の鉄道を身近にしてくれた【せんろ商会さんhttp://senro.na.coocan.jp/】であったり、「履き潰してもいいから実用実験を」とプラ車輪の提供をしてくれた【井中軽便鉄道さん】であったりと・・・そんな縁の下の力持ちに支えられて実現した軌道です。
▲ JR北●道が開発を進める「トレイン・オン・トレイン」をお先に実用化して柚ノ木谷連絡線へ。【22・03・20】
☆ 熊野簡易軌道・柚ノ木谷連絡線
・区間 霧里~柚ノ木谷
・距離 0.030250km
・駅 霧里~蟾島口~柚ノ木谷
・軌間 381mm(15インチ)
▲ 庭箱鉄道9633が柚ノ木谷橋梁をゆく。【22・03・20】
平成22年3月18日 工事開始
同年3月20日 開業(当日午後限り)
同年3月21日 廃止
同年3月24日 撤去
▲ 撤去作業中。【22・03・24】
▲ 柚ノ木谷線の機動運搬車にレールなどの資材を載せた撤収列車。【22・03・24】
以下、ぼちぼちの更新予定です。
・【柚ノ木谷連絡線・蟾島口乗降場と柚ノ木谷駅】
・熊野簡易軌道【紀州鉱山乗り入れ】
・熊野簡易軌道【阿下喜出張】
お楽しみに☆
【霧里駅】
※ 熊野簡易軌道・柚ノ木谷線の駅に追加です。【位置:雲駅~霧里駅~蟾島口(休止中)】
霧里(きりさと)駅
・開業 2010(平成22)年3月20日(当日限り)
・廃止 2010(平成22)年3月21日
・駅中心キロ程 平谷中野起点0k115m(旧・雲駅の位置)
・当日限り運行の15インチ軌道・柚ノ木谷連絡線との接続のために設置。
・ホームは省略し駅名標のみ。
・柚ノ木谷新線(15インチ軌道・計画中)開業の際は同地点で同線の乗降場として復活?
▲ 霧里駅全景。手前が柚ノ木谷連絡線(15インチ軌間)で奥が柚ノ木谷線(24インチ軌間)。【22・03・19】
▲ 霧里駅から柚ノ木谷連絡線・柚ノ木谷方面を見る。【22・03・19】
▲ 当日限りの柚ノ木谷連絡線を走行する「庭箱鉄道」さんの9633が霧里駅に到着。【22・03・20】
▲ 便宜上、24インチ軌道は雲駅までの運転として、霧里駅まで徒歩連絡した。【22・03・20】
▲ 当日限りで出現した24インチ軌道と15インチ軌道の単複線。【22・03・20】
▲ 柚ノ木谷連絡線の撤収列車。霧里駅の位置だが既に廃止になっているため、貨物列車(?)の運行は雲駅構内発としている。【22・03・24】
▲ 駅名標も撤去し跡形も無く霧里駅は消えたが歴史の中に生き続ける。柚ノ木谷新線開通の際に乗降場で復活させようと思っている。【22・03・24】
※ 次回以降の予定(ぼちぼち更新になります)。
・柚ノ木谷連絡線【前編】【後編】
・【柚ノ木谷連絡線・蟾島口乗降場】
・【柚ノ木谷連絡線・柚ノ木谷駅】
・熊野簡易軌道【紀州鉱山乗り入れ】
・・・などと続く予定です。お楽しみに☆
イベント(?)のお知らせ
こちらのブログではご無沙汰しています。
☆ イベントのお知らせです。
平成22年3月20日(土)午後?
熊野簡易軌道・柚ノ木谷線に15インチ軌道の【庭箱鉄道】さんがやって来ます。
私の準備が間に合えば当日限りの「サプライズ路線」が実現するかも知れません。
実現しなくても当日に限り柚ノ木谷線の試乗を受け付けます。
※ 入場・体験無料
※ 柚ノ木谷線試乗区間・・・平谷中野~雲 0.11km
※ 運転車輌・・・堀川工機製軌道モータカー・機動運搬車
※ 記念(?)に乗車券をプレゼント?
☆ 詳しい場所がわからない方は kumakan@zb.ztv.ne.jpまで@を半角に変えてお問い合わせください。
☆ 勘が鋭い方は勘でお越しください。それでも駐車場の案内などありますので事前にご連絡を戴けたほうが嬉しいです。
☆あとは当日に晴れることを願って楽しみにしてください☆
仮称・阪本鷲巣線の敷設・その2
今日は画像を中心に更新します。
▲ 御浜町阪本・・・このどこかに軌道は敷設される。もしも見付けたとしても農地内は関係者以外立入禁止です。【全て22・01・24】
▲ まずは適当に枕木を並べてゆきます。バラストは入れずに土の上に敷設となりますが、当分の間は動力車は入線しませんしそんなに重量のある車輌も走りませんから。
▲ 枕木を並べただけです・・・そんなことよりも梅の木の剪定を始めないと?とそんな時期です。周辺の他の農家は既に終わっています(あれ?)。
▲ 枕木の間隔は現場合わせでレベラーの長さを目安にしましたが、かなり適当です。
▲ 起点(手前)側から終点方向へ。
▲ ただの薄っぺらい木の板を並べただけなのに・・・グッとくる風景です。
▲ とりあえずの終点・・・それにしても枕木を置いただけでグッとくるのだから?
▲ レールを1本置いたら空腹も疲労も忘れてしまいます☆
▲ 1本5.5mの直線レールを置いただけ。今回は曲線部分に鉄レールを使用して、直線は木製レールを使い多少距離を稼ぐ予定です。
▲ レールの曲げ作業までいけるか?と思いましたが今日はここまでです。
▲ 梅畑の中を走るウメ軌道。
「くまかん販売(くまはん)http://kumakanhanbai.blog107.fc2.com/」にみかんジュースの予告を載せています、どうぞ宜しくお願いします☆
仮称・阪本鷲巣線の敷設・その1
熊野簡易軌道・(仮称)阪本鷲巣(さかもと わしのす)線の敷設のことを書こうと思います。何も堅苦しく「仮称」などとゆう言葉を使わなくてもいいのですが、いちおう開通前は「仮称」としています。私が耕作する農地のうち、メインは熊野市内にありますがそれとは別に隣の御浜町内に果樹園があります。メインの農地もこちらの果樹の方も元々は棚田で・・・それぞれ昔は田圃でした。前者はいつしか耕作を放棄されて荒れました・・・後者の果樹農地も田圃だったわけですが、荒れる前にミカンを・・・その後は梅に切り替えられて幸いにも荒れることなく近年まで耕作されてきました。ところが国産農産物の価格暴落や後継者不足によって残念乍ら、この農地も数年前から荒れることになりました。「そんなところなんだけど作ってみないか?」と近所でお世話になっている方から私にお話がありまして、多少オーバーワークにはなるもののせっかくのご縁を大事にしたいとゆう思いもありまして昨年から耕作を開始しました。元が田圃ですから地面は平らで作業は行い易いのですが、細長い棚田故に運搬に大変な思いをしました。普通の一般的な考えであればエンジン式の運搬車を導入したりすることを考えるのでしょうが、鉄道農業を実践(?)する者の思いとして、ここに鉄道を敷設することで地主さんの許可を戴きました。
▲ 今回の敷設予定地。【特記以外全て22・01・23】
▲ 上の画像から180度振り返った景色。
鉄道と言いましても多くの一般的な鉄道に使われる軌間3フィート6インチ(1067mm)ではなく、熊野簡易軌道・柚ノ木谷線の軌間24インチ(610mm)よりも更に小さな15インチ(381mm)軌間の・・・それはまるで模型のような、それでも実用として使える大きさの鉄道です。主に運搬を目的にはしていますが、現実には収穫時の約1ヶ月間と肥料運びなどにしか使わないため過剰な設備ではあるのですが、それはそれで楽しみ乍ら仕事をしたいことと、単に運搬とゆう目的以外の用途の可能性などを探ってゆくために鉄道とゆう手段を選びました。又、まだまだマイナーな分野の「15インチ軌道」にもっと光を当てたいこと、産業軌道とゆう分野自体はそれなりに確立しているものの「農業軌道」となりますとまだまだのところがありますから「敷設するとこんな可能性もある」そんなことを伝えてゆけたら?と思っています。「15インチ軌道は面白い・楽しい・実用できるぞ」と言葉で説明するよりも自らが実践することによってそれを伝えてゆきたいと思っています。また鉄道の敷設の場合には初期投資が大きくなりますが幸いにも熊野簡易軌道・平谷北線の廃止撤去で余剰になっている6kg/mレールがありますからそのレールをこちらへ転用することにします。ちなみに延長工事中の柚ノ木谷線は9kg/m又は10kg/mレールのためそちらへ転用は出来ません。資金的な問題などでひとまず22m+α 程度の延長になりますが、車体の軽いことを生かして木製レールの併用なども含めて、ゆくゆくは0.5km程度の延長にしたいとゆう構想を持っています・・・実現の可否については、やはり私の場合は農業が主ですからその収入次第とゆうことになりますし、農業を疎かにしてまで鉄道を・・・とゆう思いもありません。
▲ 画面右の起点から終点まで杭を立てタコ糸で結んでみた。
▲ 画面手前の終点から起点方向を望む。勾配は一切無いが曲線が多く、僅か20m余りだが全線を見通せない。
エンジン式の運搬車を導入すれば難なく運搬とゆう目的は達成できるはずです。もちろんその農地専用にする必要もありませんで様々なシーンで活躍してくれるはずです。しかし運搬車は運搬とゆう目的は達成できても・・・それで話は終わります。いや目的が達成できたのならそれはそれで充分なのですが、あえてもう一歩先の何かを求めた時に運搬車にはそれがありません。「もう一歩先」具体的にどんなことがあるでしょうか?例えば「自分で自家用鉄道を敷設するなんて絶対無理」と私も誰かに言われましたが、敷設する土地さえあれば無理なんてことはありませんし、実際に私が実践していますから「じゃあ初めてみようか?」と誰かのきっかけになったり、まだまだマイナーな分野かも知れませんが実はこんな私なんかよりも前に15インチ軌道の世界を楽しんでいる方々がいらっしゃいます。ところが住宅事情などで思うように線路を敷設出来なかったりするようですが、線路をこちらが提供することによって車輌の乗り入れをしてもらったり・・・そんなことも実現出来るかも知れません。またこの辺りもそうですが一般の鉄道とは無縁の地域の子供たちや大人にも鉄道の楽しさ・面白さ・・・それらを通して、こんな農業もある・こんな生活スタイルもある・・・などそんなことも伝えていきたいと思っています。それらの可能性は無限に広がり・・・また新たな可能性を次々に生み出してくれるかも知れません。
▲ とりあえずの終点から、いつかこの先へ。
▲ 柚ノ木谷線・白熊乗降場に置いてあったレールを平谷中野駅まで機動運搬車で運搬してトラックに積み替え。
私は図面を書く前に何かを作り始めてしまいますし、考え計画を立てる前に実行してしまうことが多くあります。今回のこの軌道のこともそんなことがありますが、かつて少年時代から最近に至るまで図面は数百枚以上は書いてきました・・・もちろん全て手書きですが、手書きっていつまでもだいたい覚えているんですよ。それが手書きの良さであって、例えば何かを・・・車輌を作ろうとする時に今さら図面を書かなくても昔に書いた図面が頭のどこかに入っていますから、それを思い出し乍ら今の思いを少し付け加えたりして・・・そんな作り方ですから図面をあえて引く必要はありません。計画と言いましても旅客を運んだり軌道の収支を合わせる必要もありませんから資金的・時間的な問題が解決できれば計画らしい計画なんて必要ありません。逆に最初に0.5kmの鉄道を敷設するとしてそれに掛かる材料代と、その農地で得る収入などを照らし合わせていたら・・・一生机に向かって考えているだけで終わりそうな気がします、私はね。ただ私は口で言っているだけで何事も終わらせたくはありませんから、計画を立て考える前にまず行動・・・そんな感じですから今後どうなってゆくかはわかりませんが、とりあえず「運搬+α 」とゆうことで、私の中で条件が整いましたからいよいよ着工です。
▲ フラッシュをたいたので余計に周りが暗くなったが、敷設予定地にレールと枕木を運んだ・・・これで敷設の3分の1の作業は終わったようなもの(?)。
▲ 車輌はこの手前のトロッコ・・・名前は15インチ軌間にちなんで・・・いちごちゃん☆【22・01・21】
☆ 次回の更新は・・・近いうちの予定です。
くまかん軌道雪景色
こちらのブログではご無沙汰しています。昨夜からの雪が今朝になってみますと積雪(と言っても1cmも無いくらい)になっていましたので、いてもたってもいられず線路に向かって走りました☆せっかくなら雪景色の中の走行を?とも思ったのですが、古いセルモータが重くて「押し掛け」に失敗してしまいましたので残念乍らそれは叶いませんでした。それでも久し振りの・・・軌道が開通して初めての本格的な雪景色になりましたので、主に画像だけでお送りします。尚、あっちのブログと画像が重複する場合があります。
▲ 雪の平谷中野駅。
▲ 積雪と言っても・・・このくらい。
▲ セルモータが不調のため急勾配の途中に停めて・・・この下り坂を利用し「押し掛け」してエンジンを始動させている。
▲ 雪の熊簡桜台乗降場。
▲ 雪の柚ノ木谷と雲駅。
▲ 県道から見た雪の柚ノ木谷。
▲ 桜台の桜と堀川工機モータカー。
▲ 「押し掛け」に失敗した。
▲ 悪いのはこのセルモータ・・・とは言え40年間にも渡りエンジンを回してくれた功績(?)は大きい。
▲ ついでに天地逆ですが堀川MCのお腹(?)から後ろ足(?)にかけての下半身(?)。
▲ ついでに私のお腹と足・・・ついでじゃなくて余計でしたね☆
【くまかん販売(くまはん)http://kumakanhanbai.blog107.fc2.com/】にみかんジュース販売の予告を載せました。この売り上げの一部(とゆうか殆ど)を堀川MCのセルモータ交換や軌道延長区間の工事費に充てます。みかんジュースは大量生産品ではありませんのでコストがどうしても高くなってしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。
また通常の私の日記【熊野簡易軌道(くまかん)http://kumakankidou.blog5.fc2.com/】はこの後に更新予定ですのでもう少し(?)お待ちください。【1月14日18:00現在】
当ブログの次回の更新は1月下旬~2月上旬ころの予定です。
レールの敷かれた人生
【車輌編・4・その他】
車輌編の4です。車輌のようなものから車輌でないものまで・・・主に画像だけです。
▲ こんな車輌があったら便利だな~?と載せてみただけです。【20・08・28】
▲ デュアルモー●ビークル・・・ではなくて、ただの「自走式脱穀機」です。ゴムキャタピラの溝がたまたま610mmだったのでレールの上を走行してみました。【20・09・28】
▲ まるでレールの上を走るのを想定したかのようなぐらい・・・ぴったりでした。【20・09・28】
▲ インチキタンク車・・・載せただけです。ちょっとの改造?で蒸気機関車になりそうですね・・・手を付けないように気を付けます。【20・10・24】
▲ 15インチ軌道用貨車。このあと柚ノ木谷線・平谷中野駅構内に実験線を敷設しましたが現在は撤去して車輌は休車中です。【21・06・10】
▲ 自称・線路に一番近い家・・・私の自宅です。右側の車輌のような物体は・・・?【撮影日不明】
▲ 移動式の廊下です。
▲ 玄関前を通過中(?)。15インチ軌道の車輌を彷彿とさせる形態ですが、立派な24インチ(=2フィート=610mm)です。
▲ 後ろ?はのっぺらぼう。その後、用途不要になり車輌は廃車してこの位置で倉庫として活用。レールは休止中です。
▲ 出来上がった時からなんとなく傾いていました。車輌の左側の赤い口は郵便受けでした。
▲ 軌間508mmのミカン運搬列車。【撮影日不明】
▲ 実はこんな状態の車輌(?)でした☆
▲ 譲り受けたが・・・結局敷設せず再び譲渡した「ユニパー工業・ハイラックⅡ(モノレール)」の機関車(?)部分。【撮影日不明】
▲ その貨車(?)部分と、左側にレールが置いてある。譲渡先の関東某所で活躍中とのことです。
▲ 10年ほど前?に塗装済み完成品を購入した「モデルワーゲン製」の模型(HOn・9mm)「泰和製・自走客車(歌登)」【撮影日不明】
▲ 紀州鉱山で使われていたトロッコ→(3~40年ほど前?)西美組→平成17年8月6日・熊野簡易軌道・平谷北線→平成19年1月16日・熊野簡易軌道・中野線→平成20年5月27日・熊野簡易軌道・柚ノ木谷線(休車中)。【19・01・16】
☆ 画像を1枚追加。
※ 年内の当ブログの更新はこれが最後になり、次回は年明けの予定です。本年はご覧戴きましてありがとうございました。早すぎますが良き新年をお迎えください。また来年もよろしくお願いいたします。
熊野簡易軌道・くまかん
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